最近、ロック系音楽に食傷気味なので、気分転換にジャズでも聞こうと思い、棚の奥からCD引っ張り出してきた。



そんな時に、まず聴きたいと思うのがプレステッジ4部作か、黄金クインテットのマイルスなので、やっぱりこの人は別格だなとシミジミ思うのだが、彼はジャズをやりたいとか、ジャズを守りたいなんて事は、これっぽっちも考えていなかったのだろうな。


最後はヒップホップの世界に首突っ込んでるんだもんな。


僕はといえば、ヒップホップの世界には全く足を踏み入れず、ここまで生きてきたのだが、これって新しい楽しみを自ら放棄してるのかもしれないな、そう思うと居ても立っても居られなくて、Jay ZとLL Cool Jのベスト版を買ってしまった。


それと、ヒップホップが生まれた背景知りたくて、黒人居住区を舞台にしたボーイズンフッドと云う映画を借りて見た。


何か飛び抜けた才能がなかったら、アイスキューブ演じる兄貴みたいな生き方になるのが自然なんだろう。きっと僕なんかだったら、流れ弾に撃たれてのたれ死んでいるのだろうな。そんな世界で、楽器持たなくても=金が無くても出来るラップというのは、世界を変えうる玉手箱みたいなものかも知れない。


ラッパーは下劣だから嫌だなんて言ってたけど、品格求める方がおかしいのだ。


ただ、僕が好きなブラックロックより、はるかに逞しく、遥かに深く彼らの生活に根付いている事は間違いない。


しかし、、僕には歌詞聞き取れないので、ラップの面白さの1/100も分からないのである。


そこで、僕の音楽的嗜好と何とか上手く繋げないかなと、ない頭捻り、ジャズとの親和性を突破口にしたら良いかもしれないと思い、ブランフォードマルサリスのラップアルバムをポチンとしてみた。

何か新しい世界が開けるとよいのだが、それはこれからのお楽しみである。