2006-01-01から1年間の記事一覧

ザ・ローズ

歳を取ってくると、新しい感動をそのまま素直に受け止めることが出来なくなってしまい、そんな自分を情けないと思うことが多々ある。 初めてWelcome to the Black Paladeを聴いたときも、演出過剰だとか、ギターがロジャー・テイラーそのままだ、などといっ…

酒の細道

なんか予感がしたので本屋を覗いてみたら、やっぱり出てました。”酒の細道”20巻。 この漫画は今やコンビニや駅のキオスクで見かけるくらいの人気シリーズになってしまい、何だか僕の手から離れていくようでちょっと寂しい感じもするのだが、単行本を開いて…

Stop The Clocks

気がついたら12月も半ばが近づき年賀状のプレッシャーを鬱陶しく感じるようになってきた。 今年もCDを何十枚か購入したのだが、やはりオアシスのStop The Clocksがぶっちぎりのお気に入りだ。Definitely Maybeや(What's The Story)Morning Gloryから生み…

Don’t Know Why

結果だけをみれば、ただ、僕が一人で浮かれていただけということなのかもしれない。でも、それなりに舞いあがってから地べたに叩き付けられたので、やっぱり痛いし堪えてるのも事実。 だから、ノラ・ジョーンズ。彼女のSmokyなVoiceを聴いていつも勝手に癒さ…

Stop The Clocks

所詮ベスト盤に過ぎないのだから何も慌てて買う必要性はないってことは分かっているのだが、この週末にオアシスのFirst Decadeを振り返らずして何をするのだ、という心の声に後押しされて閉店間際のタワーレコードへ走る。 いきなりTonight I'm Rock 'N' Ral…

スリラー

その昔、明るく清潔で健康的な雰囲気を売りにしたカフェ・バーというものが流行った時代があって、僕も終電がなくなって朝まで時間をつぶすときなどに利用していたのだが、その多くでMTVをガンガンかけていた。 そこで必ずといっていいほど目にしていたの…

Little Barrie

遅すぎる夏休みを取ってダラダラと時間を無駄にする。走り始めたのは9時過ぎ。 まずは750geachのウェイトを持って東大グランドを2周、そのあとフリーハンドになってインターバルトレーニングのつもりで更に2周重ね、アップ&ダウンを含めると9kmに…

マイノリティの拳

今日は東大グランド周回で7km。ペースも快適で心地よい走りだったと思いたいが、時計を持たずに走っているので、実際にいい走りだったかどうかは分からない。 何かの週刊誌で紹介されていた”マイノリティの拳”を八重洲ブックセンターに寄って手に入れた。内…

Songs In The Key Of Life Disc-1

今日もGIRO錬に。強豪諸氏が各地のレースに散り参加者が少なかったので、積極的に先頭を引いてペースを作ろうと思うも、最後まで足が続かず尻すぼみに終わる。ちょっと今日の展開は情けない。 シャワーを浴びてからナゼかStevie Wonderが聴きたくなりSon…

ME FIRST AND GIMME GIMMES

何なの!これは一体・・・ 僕が何を聴こうが全く反応しない嫁さんが思わず絶句したLove Their Country。 カントリーロックの珠玉の名曲が強姦されてしまうのだ。無理やり刺青を入れられ舌にはピアスをつけられる・・・。絶対にありえないお間抜けなジャケッ…

頑張れ!清志郎

どこまでも行けるし、信じてもらえない位のスピードで走ることだって出来る。でも誰も助けてくれないし、何に頼ることも出来ない。ただ、自分の心臓と足だけで進んでいくしかないのだ。だから、自転車が好きな奴っていうのは、冒険が好きだったり、努力や苦…

wood stock

自由とか解放区とかいった言葉に熱くなる時代はとっくに過ぎてしまい、ドラッグだフリーセックスだといわれても、大変だなって感じで流し飛ばしてしまう。僕はただ音楽を楽しみたいだけなのである。 ジョー・コッカーといえばジョン・ベルーシの物まねを直ぐ…

世界の終わりとハードボイルドワンダーランド

機内ではXmenを見ることも出来たのだが、敢えて「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」に臨む。二つの物語を同時に進行させ最後に繋げようという意欲的な小説なのだが、主人公は例の如く周りを小バカにしたようなスカした屋内野郎で、少しもハ…

ちょっと贅沢な食生活を楽しむ

ちょっと辛かったけど、バックパッカー達が涎をたらして羨ましがるような出張であった。 出発前は楽な出張だと舐めていたのでGIRO錬に参加してから成田空港へ。広州で飛行機を乗り継ぎ南寧空港に着いたのは現地時間で10時前だったのだが、そこからベト…

ダンス・ダンス・ダンス

手賀沼トライアスロンのあと、ちょっと辛くて長い出張に出ていたので自転車を乗るのは2週間ぶりになる。 これまで手賀トラをピークにすべく練習を続けてきたので、大会が’不完全燃焼ではあるが’終わってしまうと、どうにも気が抜けてしまい今ひとつ気持ちが…

手賀沼トライアスロン

手賀沼大橋が見物者で埋まっている。 トライアスロンという馴染みの薄い競技への関心も少しはあるかもしれないが、多くの人たちの関心事は、本当に手賀沼で泳げるのだろうか?ということに尽きるのだろう。僕も手賀沼のほとりで育ったから分かるのだが、どん…

道志の鮎

道志川でのキャンプ。近郊では鮎釣りで有名なところなのでキャンプ場前の主だったポイントはみな埋まっている。鮎竿が林立しているだけならなんともないが、ポツポツ竿が立っているのを見ると心が騒ぐ。耐え切れなくなり家族の冷たい視線を浴びながら囮を買…

M:i:Ⅲ

微妙に寝坊してしまい1日の予定変更を余儀なくされる。 鮎釣りか映画か?どちらを選ぶか悩んだのだが、海水浴帰りの車がrushしてくる帰路の渋滞は想像するだけでも耐え難いので、Mi-Ⅲを選択することにする。 鮎釣りを外してしまうと自転車に乗る時間がた…

ノルウェーの森

ピンボールを不自然な作品だと思ったのは僕だけではあるまい。 学生時代に愛し合った女性が自殺してしまったというのに、彼女や彼女と作った思い出には殆んど触れていないのである。ただ、死から四年後に彼女が育った町を訪ねる。彼女を育んだ環境や時代に思…

Overcoming

幾つか問題を抱えているのだが、それはそれとして割り切って、気になりながらもズルズルと引きずっていたOvercomingを見に行くこととした。 前にも書いたが渋谷を歩いていて僕の同世代と擦れちがうことは極めてまれで、若さからくる独特の脂ぎった体臭や日本…

キャラバンサライ

ある音楽狂と好きなギタリストの話をしていたら突然サンタナの名前が挙がったので、僕は思わず鼻であしらってしまった。 お前、今笑っただろう! お前はキャラバンサライを聞いたことがあるのか! ある音楽狂はほとんどムキになって突っかかってきたのだが、…

パイレーツ

長女が乗れるようになったのを見て僕も一輪車が欲しくなり衝動買いしてしまった。 早速、稲毛海浜公園でお披露目。直ぐに乗れたが、長女が思いのほか長距離走り続けるのでこっちが先に疲れてしまった。言い訳をするならば、子供用サイズを買ったので乗りにく…

風の歌は聞けたのか?

村上春樹の小説に出てくるような人物がそばにいたとしても、僕などとは決して交わることはなく、全く違う世界を生きていくのではないか。大人びて分かった風な醒めた会話。感情を表に出さない、ちょっと知的でどこかシニカルな言葉は、僕の感情を逆なでしイ…

風の歌を聞け

自転車に乗っていて何が辛いかといえば、まず思うのが急坂であり向かい風である。坂のほうは、その急坂度合いにもよるが、こんなもの克服してくれようぞ!というファイトが沸いてくることもあるが、向かい風はただ辛いだけである。そもそも、スピードの上昇…

The Edge Of Reason

切れそうな私の12ヶ月って言ったって、あなた!自分で狂言回ししているだけじゃないですか。体の線が完全に崩れるまで体重をアップさせて、このハマリ役に臨んで来たレニー・ゼルウィガーがまたしてもコミカルでキュートな魅力を振りまいてくれるけど、こ…

NEVER MIND THE BOLLOCKS

昨日の午後から声が出なくなってしまった。 何てことはない、今週の不調は風邪が原因だったのである。ただ、月曜から南インドに行って鮮烈なカレーを食べる予定なので悠長に構えても入られない、というわけで病院にいったところ喉の奥で炎症を起こしているの…

101回目の日記・ブリジット・ジョーンズの日記

昨年末に思いつきではじめたブログであるが、気まぐれで不規則な更新を続けてついに100日達成! 何も変わらない変哲のない毎日を送っているが、自分なりにアクセントを付けて頑張って生きたい、などと思いながらも平凡にバイクを1時間とランを3km。た…

ディアハンター

デ・ニーロの名声を決定付けた歴史的映画「ディアハンター」 ベトナム戦争という極限の状況の中で描かれる、あまりにも生々しいぎりぎりまで張り詰めた時間。美化など出来ないし許されない悲惨な現実と葛藤をリアルに、どこまでもリアルに見せられて、どれだ…

ビューティフル・マインド

7時前には起きてバイクでひとっ走りしようと思ったのだが、雨が降り出したのでローラー台に切り替える。忍耐力がついてきたのか昨日のアドレナリンが残っているのか、あるいは単純にi−Potのおかげか、漕ぎも漕いだり80分! ベランダでの何の変化もな…

マーガレット・リバー

パースまで行ってきたのでマーガレットリバーのワインを2本。 Leeuwin EastateのArt Series2001とVasse Felixの2002 Shiraz。 マーガレットリバーというのは高級ワイン生産地で有名なところで、エチケットを読む限りでは01年はGreat Vintageなのだという。…