ディアハンター

 デ・ニーロの名声を決定付けた歴史的映画「ディアハンター」
 ベトナム戦争という極限の状況の中で描かれる、あまりにも生々しいぎりぎりまで張り詰めた時間。美化など出来ないし許されない悲惨な現実と葛藤をリアルに、どこまでもリアルに見せられて、どれだけの人間が正視できるのか。ロシアンルーレット銃口で突きつめてくるものは、どんな戦闘シーンよりはるかに残酷で息苦しい。かつて立ち直れないほどのダメージを追った、米国人の精神に巣食った影がどうして生まれたのか、そして、自分自身とは、友情とは、女とは、家族とは、仲間とは・・・深く考えさせられる、とんでもない映画である。

 さて、この2日間の練習はハードだったので、今日の練習は軽く抑えてバイクを1時間とランを3km。自転車のメーターが壊れていたので、自分の感覚を信じて走るしかなかったのだが、快適に走れて気分は上々だ。これまではメータに囚われていたような気がする。ケイデンスが気になるがしばらくはメーターなしで走ることとしよう。