2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

イージーライダー

この映画は大学2年の時に、新宿かどこかの単館リバイバルロードショーで見たのだけど、この映画の持つ「時代の匂い」が分からなくて、ちょっと違和感を感じたのを覚えている。いや、同時代でなくてホッとしたというか・・・。LSDでぶっ飛ぶ幻影的なシー…

春ライド

自転車はただペダルを漕ぐだけなのに、実に奥が深いのだなぁ。今年初めて外を走り、シミジミ思った。 天気に誘われ久々にバイクまたがり、安定感のあるパックで気持ち良く走らせて貰ったのだが、ペダリングの違和感に参ってしまった。 そもそも、自転車のポ…

アメリカンジゴロ

卑猥なオーラを撒き散らすデボラハリーを、中学生だった僕は怖いと思った。ブロンディはニューヨークパンクの一角と目されていたが、実際には、流行りに乗って行く風見鶏で、その点でも好きになれなかった。しかし、ジョルジオモロダーと組んで、究極的な売…

グレースケリー

先日イングリッドバーグマンを見たので、今度はグレースケリーを、と言うわけで、泥棒成金などを。 ともに気品に溢れているのだが、知性とともに陰を感じるイングリッドバーグマンとクールに耀くグレースケリー。これはもう、好みの問題と言うよりないのどが…

トレーニングデイ

初めて見た時に、Dワシントンが作り出すビリビリとした緊張感に痺れ、緊張した覚えがある。僕の中で指折りの名画。 麻薬捜査官を志願したイーサン・ホークが、(おそらく)畏れ憧れていた)大物捜査官デンゼル・ワシントンの巡回に同行し、思い描いていた世…

世界にひとつのプレイブック

裁判所から許可を取り精神病棟から家庭に戻ってきた主人公とか、地元のアメリカンフットボールチームに人生託してしまうような父親とか、やはり、メンタルダウンしたエキセントリックな女性と主人公との繋がりとか・・・日本人には分かりずらい設定で、愛と…

プリティウーマン

当時は、リチャードギアと言う当代きってのハリウッドスターに対する敵愾心があって、素直に映画を楽しめなかったんだろう。 アホみたいなストーリーだとか、リチャードギアはただの助平オヤジにしか見えないとかいって、激しく貶していたのだが、見直すと中…

キザな男がキザでいられた、ダンディな男こそが魅力的だった、そんな時代があったらしい。 イングリッド・バーグマンが恋しくなって、久々にカサブランカを見たのだが、いつ見ても、スマートで、スリリングで、素晴らしい映画だと思う。 そして、ボギーの男…

ビートルズ・トリビュート

サージェントはいい作品だと思うけど、ビートルズは特別な存在でもないし、最後の来日になるだろうといわれるポールの国立ライブチケットを入手したいとも思わない。 しかし、グラミー特別ライブのビートルズ・トリビュートを見て、僕が好きな音楽にはビート…