グレースケリー

先日イングリッドバーグマンを見たので、今度はグレースケリーを、と言うわけで、泥棒成金などを。

ともに気品に溢れているのだが、知性とともに陰を感じるイングリッドバーグマンとクールに耀くグレースケリー。これはもう、好みの問題と言うよりないのどが、僕の場合は誰が為に鐘はなるでボロボロ泣いた口なので・・・。


ヒッチコックは映画の教科書のようなもので、
モンタージュを駆使して心情表現したり
カットの加賀屋長さ変えてリズムと抑揚をつけたり、音や影を使って見るものに緊張感を与えたり、自らが何処かで出てきたり、と
一コマ一コマに明確な意図が感じられるので、見ていてとても勉強になる。


そういえば、グレースケリーをモデルにした映画が完成したらしい。主演は彼女しかいないだろうって、ムーランルージュでの、煌びやかで、むせかえるような色香に、胸をトキメかしたことを思い出してしまう。