これは、さるの、ジョージです

 僕がまだ小さかったころ。おサルのジョージを読むのが大好きだった。ちょっとお茶目な悪戯や人まねがもとで周りを困らせるのだけど最後には巧く事件を解決したり、好奇心がもとでちょっとした冒険が始まったりと、僕の幼く拙い想像力をビンビン刺激してくれるとても楽しい絵本だった。そんな僕のアイドルが映画化されるのだという。監督はシュレックのマシュー・キャラハンというのだから期待しないわけには行かない。今から夏の公開が待ち遠しくて仕方がない。
 映画の封切りに先駆けて、サウンドトラック盤が発売されている。サーフミュージックのジャック・ジョンソンの作品だ。恥ずかしながら通して聴いたことはないのだが、前から凄く気になっていたので、とはいってもただ単にマイルスの積極作を思い出すからであるが、思い切って購入してしまった。してしまった、と書いたが後悔している訳ではありません。こいつの購入は大正解です。
 日が暮れて海から上がっってきた仲間達が、きれいな南国の浜辺で輪になってギターを優しく爪弾きながらハミングたりし合唱してりして満ち足りた一日の余韻を楽しむような、暖かくて優しくてゆったりとした雰囲気が流れて来てとても気持ちの良い作品だ。最高だよ。
仕事なんか投げ出して常夏リゾートに飛び出したくなってきた。いっちゃおうか!