イエスマン

 ジム・キャリーはもちろん大好きな映画俳優の一人なのだが、まず思い浮かべるのはやはりマスク。マスクといった瞬間にキャメロン・ディアスのゴ〜ジャスな肢体も一緒に思い出して、嫁さんの横で困ってしまうが、これは男である以上仕方がない。バットマンでの切れまくった演技、もちろんヒースには及ばないけど・・・も素晴らしかったし、ブルースオールマイティも好きだなぁ。でも、この映画はモーガンフリーマンのものだよな。
 なんて書き方をするとジム・キャリーがイマイチに思われてしまうかも知れないが、いいとこ占めせずに、皆に気を配った優しい演技が出来る俳優だと、僕は感じている。
 彼の映画は唐突に封切りになることが多く、いつも慌てて観に行くのだが(オアシスのコンサートには行きそこなった・・・悲しい)金返せと暴れたくなることは少なく(ナンバー23は数少ない嫌いな作品の一つ)、イエスマンも、僕の許容範囲にきっちり入った心温まる映画であった。こんな時代だからこそ、どんなことにでsay YESといえる、ポジティブな心を持ちたいものである。