KID ROCK

先日買ったアルバムをPCに取り込んでいたら自分のことが不安になってきた。

Little Barrie "King Of The Waves"
Kid Rock "Born Free"
Good Charlotte "Cadiology"
Norah Jones "Featuring"

洒落たブリティッシュガレージロックに泥臭いアメリカンR&R、格好よくキメた売れ線オルタナティブにノラジョーンズって・・・脈絡がなさすぎる。まぁ、ある時期に変なこだわりや思い込みは捨てて何でも聴いてやろう!って思考を変えたら、楽しめる音楽の幅が一気に広がったから良いのだが、それにしても・・・。

先ほど家族が買い物に出かけたので何の気兼ねもなくKID ROCKを大音量で流しているんだけど、僕がまだ若かったころに抱いていた洋楽への憧憬心がくすぐられるような感じがして、なんだか懐かしい気持ちになっている。そもそも、Featuring Sheryl Crow and Bob SigerとかFeaturing Zac Brownなんてクレジットを見るだけで僕は嬉しくなってしまったのであるが・・・ドン・ヘンリーを彷彿とさせるようなハスキーボイスでボブシーガーみたいにパワフルで泥臭いR&Rやられるとクラクラしてしまう。音楽感だのへったくれだの面倒くさいことガタガタいうんじゃねえよ、俺はやりたいようにやるだけだぜ!って感じの奔放さがいいのだ!
シェリルクロウとの共演といえばPictureだが、二人の声は抜群に相性がいいのでこのアルバムに収められたCollideも最高だ。ただ、ボブシーガーがどこで歌っているのかさっぱりわからず冷や汗を流していたのだが、後でジャケットの裏面にBob Siger on Pianoと書いてあるのに気付いて胸をなでおろしたというのは余談である。