ファールプレイ
主題歌は好きでよく聞いたのに、本編そのものには全く興味を持てなかった(当然見ていない)作品がいくつもある。もし、それが名画・佳作だったりしたら悔やみきれないので、意識して鑑賞することにした、
まずは、ファールプレイ。
78年に公開された映画史的にはほとんど意味のない?サスペンス風ラブコメディ。
主題歌を当時全盛だったバリーマニロウが歌い、ビルボードチャートをそれなりに駆け上がったはず。
まったく期待していなかったんだけど、肩肘張らずにクスクス笑える映画で個人的には悪くないと思う。というか、瞳が大きいくて可愛らしいゴールディ・ホーンという女優のコミカルな表情見ているだけで2時間楽しめてしまった。
当時、キャメロン・ディアス的なポジションにいたんだろうとは思ったが、なんと、サボテンの花という映画でアカデミー助演女優賞受賞しているそうだ。それより驚いたのは彼女ってケイト・ハドソンの母親だって知ったこと。ケイトのママなら可愛くて当然だが、親子揃ってラブコメの女王というハリウッドでも特に競争激しいポジションを射止めたというのも凄い。
脇を固めるダドリー・ムーアの変態演技も最高。ミスターアーサー見てないので(クリストファークロスの主題歌は大好きだったけど)入手できないかアマゾンでチェックしてみよう。
ついで、「グッドバイガール」
アカデミー賞作品賞にもノミネートされ、リチャード・ドレイファスが主演男優賞得ている作品なんだけど、当時はこの手の映画には全く興味なく、ただ、主題歌が心に残っていた。これも78年の作品、この頃は洋楽が大好きでケーシーケイスンのAT40をよく聴いていたのだな。
この作品は批評・評論家のツボをくすぐるようないかにも賞取りそうなストーリーで、50になった僕には面白く感じるのだが、僕がまだ中学生だった公開時に足を運んでいたとしたら、金返せって思ったかもしれない。
オスカー取ったリチャード・ドレイファスのユーモアと個性ある演技は、やはり、素晴らしいと思う。瞳の優しさなど、どこかロビンウィリアムスと重なるような・・・
全編でセリフが洒落ていて楽しめた。見て良かった。
ただいま、テディでも思いっきりパロられていた「フラッシュゴードン」を録画中。