A WEEKEND IN THE CITY

 折角の休日だというのに二日酔いがひどくて、頭がいたい。動く気にならない。
本当に最低のお父さん、最悪のなんちゃってトライアスリートである。
 夕刻近くになってようやく酔いが醒めたので、公園で子どもとひとしきり遊んでからBLOC PARTYのA WEEKEND IN THE CITYを楽しむ。混沌としているのにどこか殺伐としているような、端整なのに影と憂いを帯びているような、知的で陰影の深い作品に仕上がっていると思う。
 UNIFORMやONで自在でスケールがでかい演奏を決めてくれたかと思えば、差別問題に真正面から向かい合ったWHERE IS HOMEでは攻撃的・挑発的なところをみせたりして、最後まで飽きさせない強烈なエネルギー放っている。
悪くない、いや刺激的でいいアルバムだと思う。

 さて、一日の〆として東大グランドコースへ。
SNOW PTROLの素直で伸びやかなサウンドに乗ってゆったりと走る。途中6−8kmでやめてしまおうかとも思ったのだが、先日距離を踏むぞって宣言したばかりなので、グッと踏みとどまって13km。
 それにしても、ホントIーPOTのおかげで走るのが苦じゃなくなった。CD代が嵩んで財布を直撃しているが、これだけ仕事に追われているのだから、これ位の密かな楽しみは許してもらってもいいだろう。

 そうだ、まだ、一日はシマっていなかった。
 万全の状態で聴こうと思っていたNORAH JONESのNOT TOO LATE。これからじっくりと味わいます。では SEE YOU!