STAND UP / BLUE KING BROWN

 ”こんな凄いアルバムにそう簡単には出会えない。気が早いけど、07年のベストアルバムーは!!!(チック・チック・チック)で決まりだね”なんていっていたのに、早くも心が揺れている。
 fall out boyのオマケで買ったブルー・キング・ブラウンのStand Upが、聴いてみたら凄かったのだ。
 アフロやレゲエをベースにしたソウルフルで、カテゴライズなんか出来ない、カラフルで鮮烈なビートが熱い。根源的で逞しく感じる”何か”に包まれ身を任せてしまう。この心地よさって何なんだろう。強烈なグループに乗って感じるのは、何処までも抜けるような透明感、開放感、土っぽい懐かしさ。あるいは安心感。
 !!!の世界は途轍もなく眩しいけど、熱狂の先になるのは虚しさのように感じられる。でもBlue King Brownが思い描く世界は、若くも希望であり理想である。
 あぁ、英語のヒアリングが出来ない虚しさ!ライブで言葉が入ってくればもっと深く激しく感じられるのに・・・なんて嘆いてもしょうがないけど本当に悔しい。ナタリーの発信するものと、僕の感じ方には強烈なギャップが存在するはずだが、それども、その音世界は強烈に熱く迫ってくるし、猛烈に深く揺さぶられるのである。
 07年のベストアルバムはやっぱりコイツかな、なんてことを全く懲りずに、今週の本命fall out boyを聴く前から思ったりしている。 

 本命fall out bayは結局子ども達と公園で遊んだ後、ランニングの友として聴くことになった。このアルバムも相当いける。けど今日の主役を奪うには至らなかったので感想は後日時間があるときに。
 今日のランは花見川サイクリングロードを12km。途中3分代までペースを上げるが心拍数がついていかない。相変わらず走りのレンジが狭くてメリハリの効いた練習が出来ないのがもどかしいが、ちょっと無理してでも強度を上げないと石垣島に間に合わないかもしれない。
 今日のブログはこれ位にして、Dream Girlsでも観に行くこととしよう。