キャメロン・ディアス

 ホリディの予告編を観た嫁さんが、キャメロン・ディアスも歳取ったわね・・・といってシミジミと溜息をついた。私が老けるのも当たり前だわって。
 初めて彼女を見たのは新婚当初に公開されたマスク。嫁さんが隣にいるのも忘れてあの男好きのする容姿に釘付けになったものだ。彼女と目がくらむような一夜を楽しんでとろけてみたい、なんて絶対にありえない妄想を描いたりして。
 そんなことを考える人間は僕だけではなかったようで、彼女への願望と幻想と妄想と欲情をダイレクトに映画化した”メリーに首ったけ”僕はこの映画が大好きなんだけど、僕の下心を感じるのか嫁さんの評価は最低だった。
 久々にキャメロン・ディアスにとろけたくなり、初期の佳作?普通じゃないを借りてきた。金持ちの我がまま娘を演じる彼女はやっぱり可愛くて、ドキドキしてしまう。嫁さんはテーブルでつまらなそうに宮部みゆきかなんかを読んでいる。
 さて、ちょっと歳を取った彼女はスクリーンから冴えない小父さんにどんな素敵な表情を振りまいてくれるんだろうか、ちょっとして好奇心もあってホリディは観に行くつもりである。

 今日は思い切り寝坊してしまい、目が覚めたのは8時!ジロ錬の集合時間である。
仕方がないので、単独で40kmほど自転車を漕いで約10km走。
 途中のビルトアップでは4:32→4:30→4:21→4:10と正に計ったようにタイムを刻むが、やはり4:10で限界。これ以上のペースアップは1秒たりとも出来ないといっても過言ではないくらいの辛さで、このスピードレンジの狭さはちょっと致命的なものがある。でも今日の練習にプラスして1500m泳げばオリンピックディスタンス。タイムを忘れることが出来れば余裕で完走は出来そうである。