石垣島トライアスロン

 激動と興奮の石垣島から戻って酔っ払う。
 トライアスロン大会の距離なんて全く信用できない、って分かっちゃいるがスイムの一周目を13分台、2周目も思ったほどにペースが落ちず28分代で陸にあがったとこを確認した瞬間にアドレナリンが湧きまくりバイクへ。
 たぶんTail Windにのっていたからだとは思うけど、それなりのペースで走り始めて、家族が手を振るフサキリゾートも40km超のオーバーペースで左拳を振るあげてpass!
 今日はいけるかも・・・なんて調子に乗ったのがいけなかった。明らかに注意力散漫になっていたのだろう。
 10km手前の最初のエイド・ポイントでドリンクを手にした女性がふらふらと斜交、ハンドルをを切る間もブレーキを掛けるまもなくクラッシュ!路面が雨で体がよく滑り反対車線の路肩まで流れてくれたからよかったけど、
 気付いたときにはDHバーが相手のホイルに引っかかって抜けない状態になっていて・・・、何とか分離手術には成功したのだが、ちょと試走してみたら変速機が壊れて動かない。自転車をブン投げたくなる。
 もうやめようかとも思ったのだが、僕がトライアスロンをはじめるときに某氏にいわれた”何でもあるのがトライスロンですから・・・って言葉を思い出してシングルギアで残り30kmを走る。結構アップダウンがあってちょっとつらかったけど、後続が見えないとこでは思いっ切り蛇行して走ったけど・・・何とかランへ。
 クラッシュした瞬間は凄く腹が立ったけど、あの瞬間ではどうしようもなかったけど、危険を予期する余裕があれば、前もって右側の車線を走るとか思い切りスピードを落とすとか、といった対応策を考えることも出来たはず。
 ドリンクを取った後に寄れて道路を横断してくる奴がいるなんて・・・ありえない話じゃない。ようは危険回避能力が欠如しているのである。
 肩やケツ、膝周りの擦り傷を抱えて明日から中国か・・・と思うと憂鬱だけど、いい経験させてもらえたよな。
 それよりも何よりも、島を挙げての歓迎ムードには感動。あの雨の中でのあの熱い応援にはホント勇気づけられたし、またここに来たいって強く思う。でもカセット1コ1000円っていうのはちょっとひどい様な・・・