TRAVIS

 長女がついに水泳一級(100m個人メドレー2分以内)に臨むというので、親ばかなお父さんは自転車のロングランを捨てて応援に行くことにする。とりあえずローラー台で30分ほどこいで、稲毛に向かう。
 本当親ばか丸出しだけど、なかなか格好良かったよ。一緒に練習できるようなレベルになってきたのだなぁ。

 ボクはAOR(Adult Oriented Rock)全盛時代に多感な?青春時代を送ったので、音楽はメロディ重視である。おマヌケなジャケットに騙されるのはご愛嬌として、ぼくの好みの本質は変わっていないはず。
 というわけで、メロディラインの美しさでは定評のあるTRAVISの新譜を。悪かないけど何かが足りない。刺激になれたおじさんは、ただの美メロでは満足できないのだよ。困ったことに・・・。
 そこで、起きて破りのNE−YOを当てる。BLACK MUSICは聴かないようにしているんだけど、リンキンパークの独走にストップを掛けるためには仕方ない。全盛期のマイケル・ジャクソンがチラチラと浮かぶ。because of youなんて完璧だね。でも、あのマイケルの躍動感とキラメキは感じられない。月並みだけどスティービーワンダー、マイケル・ジャクソン、プリンスという途轍もない3大巨峰を突き崩すのって、どうすればいいのかボクなどには想像出来ない。特別な高みがそこにはあるような気がするのである。
 これは一種のトラウマに過ぎなのかもしれないが、ボクの呪いを解くのにNE−YOでは荷が重過ぎるような・・・
凄いアルバムなんだけど、どうしようもない。
 というわけで最後の切り札としてNINE INCH NAILSをぶつけよう。たぶん発売された順番が逆になっていると思うけど、この勝負、際どい・・・はずである。