エイミー・ワインハウス

 朝起きてまずはローラー台を30分。
 そのままランに出ようと思っていたのだが、テレビに引っかかってしまう。デビスカップ決勝でのブレークの試合をやっていたのだが2−4セットが全てタイブレークにもつれ込む大熱戦。目まぐるしく流れが変わる激闘で目が話せなくなってしまったのである。途中スゲエ!スゲエ!と何度も叫びながらの観戦で見てるだけで疲れてしまった。
 11時近くになってようやくゲームが終了しランにでる。花見川サイクリングロード12km。途中ビルトアップに持って行こうと思っていたのだが、前を走っていたランナーを追っかけてしまいペースがキロ4:08まであがってしまう。このペースを守るのはちょっと辛いと思いペースを落とすと、そのままズルズルと4:23→4:28→4:48。ペース落ちすぎだが所詮今の実力はこんなものなのである。
 不甲斐ない走りに不安と不満を残しながら14時からは弟と弟の友達夫婦とテニス。早いテンポでのラリーに慣れてきてシメシメと思っていたのだが、急激にギアを切り替えたためか、気持ちの高揚に体がついていけず終了直前に足首がボキッ!と音を立て、中年おじさんによくある、そんなに無理しなきゃいいのに・・・的な捻挫。
 現在は歩くのもままならないような状態で、とても明日20kmランが出来るとは思えない。左足の捻挫は半ば癖の様になっているのだが、よりによってマリーンマラソン前にやらなくても・・・。
 
 レディオヘッドの新譜でもゆっくり聴こうかと思ったが”今”の僕にはちょっと違うような気がする。もうちょっとレイジーで投げやりな音楽が相応しいというわけで選んだのがエイミーワインハウスの激女。
 破壊力満点のボーカルと超レトロなサウンドが絶妙にかみ合っていて、どうにもこうにも恰好いい。”品がない”ところが、これも良い。歌詞は分からずとも直情的でかつ破滅的な雰囲気がビンビンと伝わってくるのだ。
 back to 60's を意識した一種回顧的なアプローチはアリシア・キースと似たものがあるが、なんでこんなにも色彩が違ってしまうのだろう。これってやっぱり育ちの差?
 07年のベストR&B女性アーティストを選べって言われたら困るけど、押しの強さで今年はエイミーかな。アリシアはこれからも飽きるくらいにグラミーとるだろうし。