赤/weezer

 電話してJTU番号を教えてもらいウツクシマトライアスロンへの申し込み終了。
ついでに千葉県でのJTU登録者の人数を教えてもらったら330人との答え。330人”も”というべきか”しか”なのか微妙な数字。いずれにせよ超マイナースポーツであることを再認識。
 大会まではあと1ヶ月。これからはバイクより苦手の水泳と全然練習が出来ていないランに時間を割くべきだろう。いつもバイクで体力を使い切ってしまいランで地獄の思いをするので、とりわけランが心配だ。
 というわけでバイクの練習は端折って花見川自転車道での10kmラン。今日は感覚と実際のタイムとのズレを確認しようと思っていたのだが、誰かがペンキで1kmごとに印をつけてくれているのが嬉しい。まずはジョグペースで走り始める。感覚的には4分台なのだがタイムは5分を回っていて、やはり10秒ほどのズレがある。少しペースを上げようかと思ったが、暑苦しくて熱中症か脱水症状に陥りそうなので自重して走る。蒸し暑いのに酸素が薄いような感じで堪らない。
 よく、何時までショートなんかやってるの?早くロングに転向しなよ、なんていわれるがトンでもない。外に出るのさえ億劫になる真夏の真昼間に走るってだけでマトモじゃないと僕は思うのだ。しかもその前にスイムとバイクで1.5時間ほど体をこき使わなきゃいけないのだから。
 とはいえ本番を5分台で走るわけには行かないので、最後に少しだけペースを上げて4分台に持って行く。40秒台で走っているつもりで55秒位になる。もっとペースを上げたいが、万が一ぶっ倒れて今晩からの出張に出れなくなったら大変なので、静かにランの練習を終える。
 いったん家に戻って着替え習志野プールへ。TIのドリルを中心にゆっくりと1500m。クールダウンにはもってこいだが、こんな調子で練習していてスイム完泳できるのだろうか。来週末にでも一度1500m通してレベルの確認をしてみることにしよう。

 さて、最近車の中ではWEEZERばっかり聴いているような気がする。カーズを彷彿とさせるような変態サウンドが嬉しいTroublemakerから始まり、お経のようなラップから始まるトボけた抒情詩The Greatest Man That Ever Lived。サウンドリエーターとしての才能が全く感じられないブツブツとした繋ぎ目がかえって味わい深く感じられる。
 彼らのセンスには?だけど、俺達は音楽が大好きなんだ!っていう気持ちがビンビン伝わってくるところがいい。元たのきんトリオのヨッチャンのギターを聴いていると嬉しくなってくるのと同じような感覚かな。ハーモニーも心地よくアナログ的な楽しみを満喫できる。
 プールの帰りにヨーカドーに寄ったらREOスピードワゴンのDVDが特価で売られていたので衝動買い。懐かしい。すっかりお爺さんになってしまっているけど、昔聴きまくった名曲たちが次々と演奏されるので堪らない。今ちょうど正にKeep On Loving Youが掛かっているのだけど、一緒に口ずさんでいたら、この曲が流行っていた僕の高校時代の残像がちらちらと浮かんで泣けてきた。

 さあ、そろそろ出張の仕度を始めなければ飛行機に乗り遅れてしまう。