ファンキージャズとキャサリンゼタに惹かれる男

 ブルーノート4000番台はファンキージャズの宝庫で、JMやホレス・シルバー、ドナルドバードの名作がザクザクと埋まっているが、僕がまず第一に聴くのはBlowin' The Blues Away。ホレスの激しく煽り立てるピアノが恰好いい表題曲やSister Sadieにシビレるが、Peaceという超名曲がさりげなくA面最後に座っているのがまた素晴らしい。ホレスがファンキーに吼えた最初の作品Finger Hoppinや、ニカの夢が聞けるホレススコープも好きなアルバムだ。ホレススコープのジャケットも!もちろん、僕のようにロックの側からジャズに入っていった人間がホレスシルバーを語るときにはSteely Dan絡みでSong For My Fatherを外す訳にはいかない。
 ドナルドバードではマイガールシャールが炸裂するAt The half Note Cafe Vo,1と、自然と体が揺れてしまう楽しい名曲AMENが楽しめるFuegoである。ルーさんがファンキー節を唸る目玉焼きではホレスパーランのピアノが小洒落ていて、思わずニヤケテしまう。嬉しくなってLD+3にも手を伸ばす。ジーンハリスの華やかなピアノも爽快だし、ルーさんのアドリブってお茶目で遊び心があって、ちょっとユルくて、彼の音に浸っているとホント幸せな気分になってくる。
 こうなってくるとスタンリータレンタインも聴きたいし、お詫びを兼ねてキャノンボールアダレーも聴かなきゃいけないが、ここでSomethin' ElsoやIn chicagoに脱線しそうだななんて思ったり。

 今晩はテレビでターミナルをやるのでキャサリン・ゼタに思いを寄せる僕としては心惹かれるものがあるのだが、この週末はウィル・スミスにドップリはまる予定だったので悩ましい。明日は明日でWOWWOWが僕が愛するボーン3部作を一気に放映するらしいので、マットデイモンdayに変更?
 今日の未明からはジョコビッチフェデラーの大一番。もはやジョコビッチが勝っても番狂わせとはいえないのではないか・・・というくらい実力は接近してきたと思うので、試合展開を想像しただけでも興奮してしまう。そして明朝はセレナとヤンコビッチ。僕のイメージではセレナの負けは考えられないが、果してどういう展開になるのだろう。
 トライアスロンの疲れも完璧に抜けたはずなので、そろそろ練習を再開しなきゃいけないのだが、明日起きられるだろうか。あるいはライブでのテニス観戦の誘惑に勝てるだろうか・・・。