ジャクソンブラウン

 ジャクソン・ブラウンの新譜が出ていたので衝動買いしてしまった。刺激とか革新性とか、面倒くさいことは何も求めない。ただ、その歳を重ね味わいを増した声を聞かせてくれればそれでよいのである。
 普段は懐古趣味に陥らないように気をつけていて、いわゆるロックレジェンドの新譜には手を出さないようにしているのだが、彼だけは特別である。
 新譜を聞いているのに、ローズマリーバトラーのパワフルなバックボーカルや、流れを一発で変えるラス・カンケルのドラムが頭の中を過ったり、デビットリンドレー!のスライドギターが聞こえてきたりする。
ボーナストラックのLate for the Sky(Live) はwith デビットリンドレーとのことで、こんなの生で見たら泣けてくるだろうな・・・。とにかく、個人的な思い入れを濃縮したような聞き方になってしまったが、久々に穏やかないい時間を過ごしたような気がする。