ブラッド・ピット

 ジーパンが似合うオヤジになりたいと思っているのだがサマにならない。
 ウエストであわせると太腿がパンパンで入らない。スリムなんて持っての外でジーンズ体型から程遠いのだが、それでもエドウィンジーンズを買ってしまうのは、ブラピみたいなセクシーな魅力を持ちたいなどと密かに思っているからである。
 ブラッド・ピットは63年生まれでジョニーデップとともに僕と同い年。一つ上のスターはトムクルーズで一歳下にはラッセルクロウと、雰囲気のあるハリウッドスターが揃っている。彼らはフェロモンを撒き散らすのが仕事なので恰好よさを保ち続けて当然だが、僕だって同い年なのだから努力すれば男の魅力を少しは振り撒けるのでは、なんて考えるのはちょっと変だし相当無理?
 今挙げた男優のうち一番好きなのは誰かと聞かれたら、オフィシャルにはR・クロウと答えるだろう。しかし、ここ数年気になっているのはブラッドピットである。最近の3作を挙げてみてもMr&Mrsスミス、バベル、ジェシージェームスの暗殺と多彩な役に挑んでいて役者としての意欲と強い意志とを感じるのである。アンジーとの息がピタリとあったアクションもよかったが、深い瞳と息遣いだけでも独特の雰囲気を醸し出すジェシージェームスも大好きだ。
 シェイプアップされた肉体を築き上げるために?この3連休の走行距離は200km超。日曜には海浜大通りでのテンポの途中で暴れん坊将軍カルマ殿に出くわす。今日は流しだというので途中前を引かして貰うが、テンポ用の重いギアでカルマ殿がイラつかないペースを維持するのは難儀、ついつい強度が上がってしまった。
 途中で腰が安定していないとの指摘を受ける。恐らく一定以上の負荷が掛かってペダルを回すのが辛くなると、体重を乗せて踏み込んで何とか凌ごうとするので腰がブレルのではないか。腰が安定しているときはペダリングが少しはまともだとのことゆえ、今年は常に”腰が据わった走り”を心がけることにしよう。