キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

 普段はブツブツ文句言うくせに封切りになると必ず観に行くよね。
嫁さんに鋭く指摘されてしまった。何だかんだいってもレオ様の映画は気になるのである。もちろん、レボリューショナリーロードも観に行くつもり。
 DVDで観たキャッチ・ミー・・・は典型的な僕の好みの映画。心地よいテンポとトムハンクスのボケ味もタマラないがレオ様の演技も素晴らしい。離婚してしまった両親、特に父親への思いは切なくて・・・だけど、お涙頂戴的な演出にしないところが最高だ。
 でも、何で彼はアクション/ハードボイルド系の演技にこだわるのだろう。芸域を広げたいという役者としての欲求があるのかもしれないが、無理しなくても年取ったら相応しい味わいが出てくるはずなのに。
 それとも、グッド・ウィル・ハンティングでガラスのジェネレーションを演じレオ様と被る存在になり、ボーン・シリーズで新時代のアクション映画を創ったマット・デイモンへのライバル心があるのだろうか。(ただ、競演したディパーテッドではドッチもどっちという気もしたが・・・)
 話がそれたが、この映画はずっと手元においておきたいと思う。本気で好きな映画である。