園太郎の距離感

ちょっと前まで自転車の事ばかり考えていたのに、今は乗りたいとも思わない。ただ体重をリバウンドさせてしまうと、その先にはあの辛くて哀しい減量が待っているので、何とか65kg位で踏み止まりたい。だから今年は少し走る。
オフになると(本当はマラソンシーズンの幕開けなんだけど)何故か落語が気になる存在になって近ずいてくる。落語の事は殆ど知らないのだが、喬太郎を面白いと思った事があり、彼の予定を調べていたら船橋にくるようなので、1月の楽しみに待つ事にした。
それにしても、何で落語がそんなに気になるのだろうかと考えて、やっと園太郎の事を思い出した。そう僕がトライアスロンを始めた頃、彼は今はないTJで連載を持っていて、この不思議なスポーツの魅力を熱く語っていたのだ。僕が初めてトライアスロンに挑戦した波崎で、彼が僕の倍の距離を走るミドルにエントリーしているのを知り、また、同世代だった事もあり、僕はしばらくの間、彼を目標に練習していたのである。
何だか懐かしくなって彼のブログを覗いて見たら、何と今年の宮古島で転倒.骨折してしまったのだという。そして、やれないとなると想いだけが募るのか、以前にも増してトライアスロンに恋い焦がれている様子が、何だか微笑ましい。
多分、彼にとってトライアスロンっていうのは、一種の冒険のようなものなのだろうな。
僕はワクワク感を持って、この競技と向かう事がないので、彼の距離感が羨ましく感じられたりする。