マリンマラソン

 ある意味、沖縄より完走は難しいだろうと思いながら、長い列でスタートを待つ。
 スタートは申告タイム順になっているはずなのに、とんでもなく遅い人たちがめちゃめちゃたくさんいて、スタートして暫くはペースをつかめず最初の1kmは4:35。3kmすぎで脹脛がプチっとなりリタイアを考えたが、200kcal位しか消費していないので、もう少し我慢してみようと思い、レース続行。1km過ぎから4:05〜07でペースをつかみ最初の5kmは20:55でクリア。早く止めないと今後の練習に支障が出るってことは分かっているのだが、このペースをどこまで維持できるか確認してみたいという気持ちの方が上回り走り続けたのだが、8km地点手前でまたプチっときたのでギブアップすることにした。足を庇いながらも心拍的には問題なくペースを維持できたので、どこまで押せるか確認したかったのだが、仕方ない。
 それにしても、アドレナリン効果ってやつは凄いと思う。まず、練習時想定したレースペースより5秒ほど早いペースで押せてしまったこと。それから、レースをやめ歩道に上った瞬間から歩くのも辛くて、救護車にたどり着くまでの1kmほどの道のりが地獄彷徨に感じられたのだが、こんな状態なのに何で走れたのだろうと思うと不思議でならない。
 これが、駅伝大会じゃなくてよかった。そんなことも考えた。
 とにかく、これでは終われないので、このオフにもう一本ハーフを走ることにした。近場で何かいいレースがないか探してみよう。