ファイター

 天気が心配だったがエイヤと気合を入れて家を出たのだが誰もいない。
 あらま、どうしようと思っていたらオサムさんがひょこり姿を現したのでご一緒してもらったのだが、大エースの監視下にあると手抜きをできない、特に長めの坂で緩めるとおいて行かれてしまうので、強めの負荷をずっと維持してウグイス〜鶴舞〜秋元〜エアロビ激坂2本を走り抜ける。緩んだ体に今年一番の刺激が入った。
 午後は娘とファイターに。
 3:10ATユマでラッセルクロウと堂々と渡り合ったCベイルと、デーパーテッドで共演したMデイモンとレオさまを完璧に喰ってしまったM・ウォールバーグ(そのあとはイマイチの作品が続いたけど・・・)の共演ということで絶対に見落とせないと思っていたのだが、期待をはるかに凌ぐ名画・名演・好演技!
 僕が好きなボクシング映画といえば、泣く子も黙るレイジングブルとか、ラッセル・クロウシンデレラマン(レニーゼルウィガーの良妻ぶりも心に残るいい映画でした。この作品を見て心が芯から暖められ映画館通いを再開したので、僕にとっては大切な映画です)あるいは、Hスワンクの迫真の演技に凄味すら感じたミリオンダラーベイビーが、すぐに浮かんできますが、このファイターもこれらの名作と肩を並べる傑作だと思う。
 何が凄いってCベイルが凄い。グラミー貰って当たり前だと思う名演だ。Mウォールバーグも気持ちが入っているのがビンビン伝わってくる。(ストーリーの流れの中で体つきも変化していき、タイトル戦に臨むときには鋼のような体になっている)
 TRUE GRITも娘を連れてもう一度見に行きたいと思っている位好きな作品だが、このファイターも、僕の体の中でパワーが充電されるのを感じた、心に深く残る作品である。