目から鱗なアドバイス

 予約してあったバイオレーサープレミアム特別割引1万円也を土曜日に受けてきた。
 ポジションはcomp/sport/comfortの三種類から選べたが、compだと過激な結果がでるということなのでsportでまとめてもらうことにした。フレーム変えてから低く遠いポジションにしていたのだが、結局ジロで決めてもらった去年のポジションに戻すことになった。
 フォームについて、まずはサドルの右側に座っていることを指摘される。右足の方が短いからだということでシムを一枚。また、ペダルを踏み込む際に左膝は外側に、右ひざは内側に向いているということで、左足のクリート位置を少しずらす。(たぶんこれは体の歪みからくるもので、整体をやると結果が随分変わると思うのでちょっと怖い感じもする)そんなこんなで3時間強・・・
 最後にローラー台での2kmタイムトライアルでペダリングをデータで確認したのだが、2分と思い込んで走ってしまい後半はグダグダになってしまったのだが、最初の2分の平均パワーは390ワットで平均ケイデンスは102。パワーバランスは左:右=49.3:50.7でトルクのムラを見るスピンスキャンナンバー(SSN)は左右それぞれ72.7と70.2ということでどの数字もマズマズといえるのではないか?(ヒコイのコンピュトレイナーを使用)
 しかし、踏み出しが遅い(12時から2時にかけてのトルク値が低い)ことと、トルクのピークが3時の位置をこえて5時ころにあることが大問題で、この傾向は負荷が高くなると(=登り)で顕著になる。ちなみに5%傾斜でのパワーバランスは48.4:51.6、SSNも71.0、68.8と落ち込んでいて、やはり登りでのペダリング改善が重要なテーマである。
 この結果について日曜の練習中にウエダさんと話していたら、さすが登りの王者、素晴らしいアドバイスをくれた。
 登りになると力んで踏み込み重視になるのは誰も一緒だが僕のそれは特にひどい。辛くなるほど徹底的に力を抜くことを考えるべきなのだ!と・・・。
 この含蓄のあるアドバイスで目からうろこが落ちました。

 ポジション変更のせいか、普段とは違う箇所に張りを負担を感じたので日曜はあまり無理をしないで走る。それにしても、ペダリング改善のために、出力だけでなく左右バランスやペダルムラが測定できるという、パイオニアのパワーメーターの発売が待ち遠しい・・・。あと、ジロが導入するというbike fitと比べるとどうなのか興味あるところです。