宮古島でボコボコにされるの巻

宮古島での100マイルレース参加。完走狙いではなく真正面からレースに挑戦してみたがあっさり玉砕してしまった。まだまだ弱くて話になりません。
以下レース備忘録・・・
みんな80kmまではウォームアップと考えているのであろう、ローテに参加するのはごくごく一部のチームと何人かの選手だけ。会場に向かう途中で一緒になったゼッケン1番君の積極的な姿勢に感銘を受けながらも、僕は小ズルく塩野選手や益田選手の前後で淡々と走る。ペースがガクンと落ちた時にグッと我慢するのは辛いけど、レースが始まるのは80km過ぎからだと何度も呟いて集団の中に隠れ続ける。
レースが一瞬活性化したのは65km給水所で、前方でボトルを取った何人かが、計った様にペースをあげたので、僕は給水を諦めて追走開始。こういう時って誰も先頭交代してくれないので、ちょっと足を使ってしまったけど、僕も後ろにいたらわざわざ前に出ないと思うので、まぁ、慌てた僕がアホだったという事でしょう。
地球がまあるく見える絶景岬を過ぎてからレースっぽい雰囲気が漂ってきて、一時期待の若手と騒がれていたイナーメのお方(西千葉の人です)が仲間とひそひそやっているのが聴こえる。当たり前の事ながら藤原選手をマークしている模様。藤原選手はもちろん馬力があって強そうだけど絶対スピードがないように見えたので、彼のアタックで切れる事はないだろうと踏んで、イナーメジャージをマークする事にしたが、何があったのか100km地点を前に消えてしまった。(信じられない!)
90km地点から700m程続く登りで挑発行為に出てみるが、相手にされず、かえって皆の足を休ませてしまったみたい。集団に戻ったら、何だつまらねぇの、なんて陰口叩かれるも、僕が逃げカマせる訳ないって事は自分自身が一番良く分かっているので馬耳東風。
そのあとしばらくインターバルみたいなスピードの上げ下げがあって100km通過。そのあとしばらくしたらペースが落ち着き、ホッと一段落と思いきや、突然足が動かなくなり、集団からジワジワ遅れてしまった。100km地点ではこれなら勝負できそうだなんて思っていたのは,アドレナリン効果でぶっ飛んでいたからで、実際には相当無理をしていたんだろうな。耐久レースじゃないので125km地点でリタイア。情けないけど、この現実はしっかりと受け止めて、また練習に励まねば----。でも冷静に考えてみると、チームの四天王なら最後まで行けような気がする。ということは、宮古の壁は実は四天王の壁と同意味じゃないか!彼らに食らいついていけば、老いてきたとはいえもう一皮剥けるかもしれない。いつも金魚の糞で申し訳ないけどこれからもよろしくお願いします・・・
今回初めてレースに”参加”して、仕掛けあう時の緊張感や細かな駆け引きの面白さを味わうことが出来たのは大収穫。周りの様子を伺いながら走るのは凄く面白い。
もっともっと強くなりたい!とにかく強くなりたい!そして身の丈にあったレースで緊張感を存分に味わいたい!とマジで思うのである。(落車が怖いけど・・・)
あと、背番号を外した後に、いつもの通り攣りまくったのだけど、宮古のショップの話だとクランプストップという商品が宮古トライアスロン愛好家の間で人気があり、レース途中で舌の裏にシューシュー吹きかけているとのこと。探してみよう・・・。