The Music

鮮烈なビートと恐ろしくキレのいいボーカルが絡み合い烈しくグルーブするサウンドは、僕が頭の中に作っている音楽の枠組の中にはハマりようがなく、ロックの新たな地平を感じさせる衝撃的なものだった。今世紀初頭を駆け抜けた最も好きなバンドの一つ。

"The Music"

こいつらのライブに僕のようなオヤジが顔を出すのは相当厳しいものがあるが、それでも敢えて足を運んだのは大正解だった。

彼等がステージに姿を現した瞬間に会場が揺れアオ臭い汗の匂いが充満してくる。そして、爆発したエネルギーは途中で緩む事なく、というより、パワーを増幅させたままエンディングに突っ込んで行くのである。こいつらが発するオーラは間違いなく本物だ。

今回のツアーで解散するらしいが、軸をずらしながら生き永らえる北極猿にたいし、変わる事を拒んでバンドの生命を絶つ、その潔さも悪くないと僕は思う。

沖縄の週に最重要取引先のゴルフコンペが開催される事になった。何とか逃げ切りたいが、それは多分、沖縄50位以内完走より難しい。もちろん、沖縄申込はするつもりだが.......