そして、シェリル・クロウ

今月も上手く距離が稼げていて、すでに840kmを突破している。
 たまにはのんびりしてもいいだろうと思い、今日は朝からDVD三昧。


 ブルースリー死亡遊戯を観てから、ブライアンセッツァー・オーケストラのライブatモントルージャズフェスティバルin2010。年取っても楽しそうにギター弾いてて、相変わらずの格好いいフレーズ連発させる姿は本当に幸せそうだな。リーゼントで決めてみても、ただの人のよさそうなおじいさんにしか見えないんだけど・・・腕の入れ墨を見ると何だか懐かしいです。彼の姿見てたら何故だか嬉しくなってきて、ちょっとニヤケながら足でリズムとったりして・・・。


 THE DOOBIE BROTHERSのFAREWELL TOUR IN 1982観て、こいつらが発するエネルギーに改めて圧倒される。
 スタンピートのジャケットそのままの荒っぽい疾走感とマイクの洒落たセンスがなぜか上手く融合しているのが不思議だけど、だからこそジャンルや時代を超えたスケール感を醸し出しているんだよね。
 Let Me Introduce・・・My Good Friend, Your Good Friend, Tom Johnston!!!といってパットがトムをステージに引っ張り出した瞬間は今でも泣けてしまう。
 砂埃を上げて突っ走るような豪快で直線的で土臭いトムのセンスが僕は大好きだ。そういえば、当時マイク派とトム派とに分かれて激しく口論したものだけど、これはテーマそのものに間違いがあるのだと思う。このバンドがでっかくなったのはトムの功績だし、そのあとで、時代がマイクの音楽性を求めたんだから・・・。実際、このライブからマイクの楽曲を除いたらメリハリがなくなってしまうだろう。


 07年だったかランスの雄姿を見るために自家用ジェットでツールに顔を出したりしてた、シェリル・クロウ姐御のライブも貫録タップリで最高だ。オーラがちがうんだよな。数年前にジャクソン・ブラウンと一緒に来日したライブで、全ての観客を吸い込んでいくような、彼女の持つ磁力の強さを身を持って感じたことを思い出す。(それだけにあの痛々しいDiamond Ringだけは聞きたくなかった・・)


 音楽を流す傍らで北海道と沖縄のホテルを予約。これだけストイックに練習しているんだから許されるだろうと、ちょっとセレブに・・・

 ストイックに・・・といえば、確かに去年に比べれば随分走りこんでいるけれど、疲労を溜め込まないように強度を落としているのは正解かどうか。六本木のお方などは普通にヤビツを何本もこなして160km乗っているもんなぁ。
 まぁ、僕は孫がいてもおかしくない様なじいさんなので、無理は禁物。怖いのは病気や落車事故による怪我で走れなくなることだと思うので、今は慌てず騒がず地足を作ることが重要だと開き直っているけど。また、減量は速効性があると思うが、今は夏バテしないよう、しっかり食べる事の方が大切だと思っている。
もちろん、もっともっと距離を踏むことが必要だが、漠然と走るのではなく、しっかりとしたテーマとイメージを持って走らねば。

基本の三本をしっかり続ける事
登り足を作るためのMEIから逃げ出さない事
キシさんのダンシングのテンポを叩き込む事
(エディのギターみたいな!センスあふれる走りはマネできないけどマネべの精神で)
ウエダさんのブレないペース感覚を覚える事
(すぐに血が上る僕には難しい課題だが)

やるべき事はたくさんあるが、方向性は間違っていないと信じて、あと3か月ほど自転車で頑張ろう。