やはり英国は自転車の浸透度が深いなぁと思った。というのはCinqoかSRMを買おうと海外通販を調べていたら、パワーメーター専用のネットショップにぶつかり、そのサイトを覗いて行くと各種器具の販売のほか、パワータップのレンタルや自転車のパーソナルコーチングの紹介などもあって、うーんと唸っていたのであった。

本格的なバイクのトレーニング本も何冊も出ていて、幾つかを読み比べながら、今年の練習計画をたてているのだが、データ解析法を徹底的に学んで、日本ではまだ珍しいパーソナルトレーナーを副業で始めようかしら、なんてアホな事を考えたりもしている。(僕みたいな鈍行列車が何を言っても聞いてもらえる訳ないんだけど)

練習計画の話し。

練習計画を組むに当たって最も大切な事は、実現性はある具体的な高い目標を立てることであろう。
その目標に向かって具体的な練習計画を練って行く訳だが、そこで、ひとつの指標になるのがパワー値であり、その数値を分析する事で自分の強みと弱みを明らかにして、何が欠けているのかを認識する事は、現実を目の当たりにするという点で、時に辛いかも知れないけど、とても有益な作業になるのではないか。

これまで僕は趣味であるバイクライドを数値で縛られる事が嫌で、心拍計もつけずにいたのだが、情けない事に、どこを切り取っても中途半端で自分の特性がハッキリと見えなままである。
これでは強くなれるはずがない。

なんて事を考えて、Cinqo導入を決めた訳だがヘソクリがない。どうしよう。