千葉県民マラソン

 スタートまじかになっても緊張感が漂わない素朴でおっとりとした雰囲気が良い。道幅もあるし、ずっとフラットだし、最後は追い風になるし!とストレスなく実に気持ちよく走れる大会だ。 

 このレースはバイクシーズンに入るためのケジメみたいなもので、キロ4分40秒くらいで流していこうと思っていたのだが、集団がバラケ始めた3−5kmを流れに任せて走っていたら4分20−30秒で推移していたので、このまま最後まで走ろう決める。気分なりに走りたくなるのを抑えるは辛いが、これが去年の僕に最も欠けていたことだと言い聞かせてペースを守り続ける。随分余裕があるような気がしたので、17kmからの1kmは4分10秒切るペースに上げてみたが、今更30分切れるわけでもないし、無理すると2-3日足を引き摺ることになりそうなので、再びペースを20秒台に戻してゴール。グロスでもキッチリと1時間35分を切ったのでペース走としては完璧だと思うけど、出し切った感を得られないのが、ちょっと寂しい。


 セルフ・マネージメントを徹底して確実な成績を残すすべきか、積極的に攻めていったときに感じる充足感を取るべきか、というのは耐久系レースでの永遠のテーマであるが、バイクのレースでは潰れる事を恐れず攻めていきたいな。僕みたいな素人が失うものなんて、何もないんだから・・・。


 娘の受験が終わったので、これからは必要以上に気を使わず土日を過ごせるようになるな。ちょっと仕事がきつくなるかもしれないけど、これこそ上手くマネージして、やっていかなければ。


 土曜は娘と「顔のないスパイ=ダブル・フェイス」を見て、僕もアジのある歳の取り方をしたいと思う。今日はレース後すぐに帰っても、家族は買い物に出かけているので「タイム」を観る。アマンダ・セイフライドって可愛いいし表情も豊かなので、かなりのスターになるかもしれない。
 これから楽しみな作品が続くみたいだし、そもそも、映画って、観ればやっぱり面白いので、しばらくは娘と映画館通いを続けたいな。