ペダリング効率に関する浅はかな考察2

先日の続きになるが12日にも同じ練習したのでデーターを更に重ねてみた。


         4/2  4/6 4/10 4/12
平 均 出 力:0245/0277/0249/0249
平均 スピード:38.0/43.1/43.5/43.4
平均ケイデンス:0104/0104/0106/0105
平均 ト ル ク:22.4/25.3/22.7/22.6


4月6日以降は20分ファストペダルのラスト5分を50−15で回した時の値。
4月2日は他の日より一枚軽いギアで15分回した時の平均値(50−16)。


10(12)日は、2日と比べると同じ出力(トルク)で一枚重いギア回していて、6日比べると10%低い出力でより早く走っている。


6日以降にCINQOが変調きたしたのか?という疑問も湧いてくるが、これは心拍との相関関係で否定できる。
というわけで、やはりペダリング効率が変わったと考えていいのでは?
これで、やっと楕円の呪いから解放される(つかむまで1500km必要でした)


アホみたいに飽きもせず同じ練習繰り返してるから見えたデータなのだが、ここで言えるのは


”もっとワットを下げる努力をしよう!”


ということだろう。もう歳なので最大出力を上げていくのは難しいかもしれないが、まだまだペダリング改善の余地はあるはずなので、もっとペダリング効率をあげる=もっと早くなれる!はずだ!!


分かっていながらできないでいるのは、トルクピークが3時の位置に重なっていない(やや遅れる)ことと、その原因が踏み始めの遅さにあること(これを改善させたいから楕円を導入したのだが・・・)最近は脳からの指令に体がビビットに反応しないので中々改善できずにいるが、意識だけは持ち続けよう。ペダリング効率が更に10%上がれば、今と同じ3本メニューがメチャクチャ楽になり、キシ錬も鼻歌交じりでイケるかもしれない、なんてこれはウソ。


では、なぜ今週(or先週末)に急にペダリングが変わったのかといえば、
楕円を使いこなす小手先(小足先?)の対応策ばかり考えて、僕が大切にしているペダリング感覚の原点を忘れていることに気付いたからである。これは何かといえば、ペダルをクランク円周の軌道よりも大きく回し、より大きな遠心力を利用してやろう!という意識で、水が入ったバケツを大きく回す円運動(特にバケツが下を向く12時前後の流れ)をイメージするようにしている。もう少し正確にいうと(たぶん上手く伝わらないと思うけど)、10〜11時の位置で靴がクランク軌道を外れるような大きな動きが出来れば最高なんだけど、この感覚は今までに、ほんの数回しか味わったことがない。


なんてつまらないこと考えてるけど、こんな妄想は素人の浅知恵で、走りの本質から大きく外れているのかもしれない。


 そんなことより、リトルフィートのライブ流しているんだけど、やっぱ最高!
 僕の音楽嗜好の根っこはこの辺にあるんだよな。ブルースやカントリー、ルーツ・ミュージックにジャズっぽさまでもが”ごった煮”になった猥雑さとか、生理現象そのままに演奏する生臭さとか、垢抜けしない泥臭さとか、だからこそ湧いてくる底のないパワーが、僕は好きなんだ。僕の脳裏にいつも流れているのは、けっしてクラプトンのアンプラグドではない。