パワー・プロファイル

 せっかくパワープロファイルや疲労プロファイルの世界に入ったので、もう少し数字遊びをしてみよう。


 パワメタ本のハンターアレンはCP5秒・1分・5分・60分の数字が、神経系パワー・無酸素系運動能力・VO2max・有酸素運動力を表すものとして、それぞれの最大出力値をを体重で割ったパワーウェイトレシオで、各人のレベルを客観的に計れるようにしている。
 その一覧表がパワープロファイルで、プロ級レベルを除くとクラスは6段階に分類される。(クラス分け数値はクロスオーバーしている)

0:一般人(トレーニングなし)
1:劣っている
2:やや劣っている
3:普通
4:優れている
5:非常に優れている


僕の場合はCP5秒とCP1分が0(一般人並み)で、CP5分は3.FTPは2と3の境界線。
まずは、CP5秒とCP1分を2(やや劣)の最低値、CP5分とFTPを4(優)の底辺に押し上げることが当面の目標になるのだろうか。


パワーウェイトレシオだと数字がイメージ出来ないのでパワーに戻すと僕の目標数字はこんな感じか?


−−−−現状値−68kg−PWR−−
CP5秒/812w/950w(13.93)
CP1分/418w/485w(7.13)
CP5分/320w/340w(5.01)
FTP値/254w/285w(4.18)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


1:体重落とすとハードル低くなるので減量しよう。
2:CP5秒=神経系パワーの低さは論外で、この領域の数字を改善するためのトレーニングが必要だ。
3:CP30秒は667wあるのでCP1分の数字もあげられるハズ。無酸素系トレは先になるが最終的には580w位まで引き上げられるようにしたい。
4:CP5分は完全にレンジ内。疲労プロファイルからみてもこの領域が僕の強みかもしれない。
3:FTP値は集団走行でのAP値を置いているが、その時のNP値は285w。このときのCP70値もAP253wだったので、FTP値は(AP+NP)÷2=270w+位のような気もするし、3本錬ではFTPを260wと置くとしっくりくるけど、3本はw出し難いという噂もあり、やはり平地TTでCP20分チェックするべきだな(面倒くさい)
いずれにせよ285wというのはハードル高いけど、体重が65kgに落ちれば271wにハードル下がり射程距離に。そう思うと、この数字で一喜一憂するのはいかがなものか、とも。
4:ヒルクライムやTTだとFTP値と順位の相関関係深いと思うが、普通に走っている分には様々な要素まじりあうので、FTPに囚われすぎると本質を見誤る?

明日?はもう一度疲労プロファイルを読み込んで、自分の強みと弱みについて考えみよう。