新版ウエダ道

 土曜は外房有料からウグイスに入り〜ウエダ道〜清澄〜養老という改定バージョンで。テーマは二つ。
その1:走っている間は負荷をかけ続ける(意図的に抜け出して足休めしたりしない)
その2:短い登りでは再度まで強度を落とさず登りきる


鶴舞まではナカムラさんの引きが強く集団ペースが安定しなかったけど、番手に恵まれたのでまだ助かった。


高滝ではイトー君にあおられオーバーペース気味


高滝乗り切ったあとの下り基調高速コースは大好きなレグなので全開で行くが、小さな登り返しで出力がかなり高くなるので、さりげなく脚削られる。そのあと上総牛久まで登りでも抜かずにしっかり踏み切る。後で考えると、ここでは手抜き(足抜き?)すべきだった。


このあとウエダ道はウエダさんとランデブーで走り始めるが、負荷上げられず僕が前に出るとペース落ちてしまう。復路のどこかで脚攣ることを覚悟する。去年のこの時期は、道中で幾らキシさんのお相手をしても、ウエダ道で脚が重くなるなんてありえなかったので、かなりショック。


低速で入った清澄は、しびれを切らしたウエダさんがペースを上げ、その後さらに踏み込んでくるので僕の出力は330wを切らなくなった。3分ほど我慢比べ続けたが、脚使い切ってしまうと、見えなくなったイトー君に抜き返される危険性があるので、素直に敗北宣言っていうか、もうダメ。清澄登りきったあと養老までウエダさんとそこそこのペースで走るが、登りで脚がピクピク言い始めた。騙しダマし走るが、養老駅到着地点で完全に脚使い切ってしまった。


帰り高速ローテコースをノロノロ走るが、後半のコブでついに前腿・後ろ腿同時に攣ってしまいゲームオーバー。平地はなんとか誤魔化せるものの、登りで一定以上の負荷がかかるとピキピキし始めて、ウグイス逆路ではイトー君にブチ切られる。沖縄を思い起こすような地獄の約50kmだった。


外房スタートから清澄までのデータと清澄登坂後ウグイスライン終点のコンビニまでのデータを抜き出してみると、目も当てられないような落ち込みぶりが露わになる。


    前 半 戦  後 半 戦
距 離:約90km  約47km
N P:268w   229w
A P:220w   191w
CAD:85rpm   83w
トルク:24.9   22.0


これまでは、どこかで力抜いてたので最後まで余裕を持って走れたが、強度維持しようとすると全然ダメだな。帰りがけにウエダさんも、去年と比べてAPが10wほど低い、と仰っており僕の感覚と一致している。今日の練習は現実認識という意味で大収穫。


厳しく揉んでいただいた皆さん、どうもありがとうございました。


日曜はジロ錬集合場所まで行くが雨にやられると最低なので、幕張に戻りワイズの練習会に参加する。延々と直線インターバル繰り返すのだが、最終周回のスプリントで凄い太腿の人に(僕的には)ありえないスピードで豪快にマクられてしまった。本当にびっくりした。


西岡選手は残念だった。ゴンザレス粉砕した左が一発ヒットすれば・・・と思いながら見ていたのだが、ドネアをロープに追い込み、左を炸裂させようという、その、コンマ何秒かの間に強烈すぎる右のストレートをまともに喰らってしまった。ドネアといえば戦慄の左フックだけど、ダウン奪った左アッパーも凄かったし、パンチ力だけでなくスピードもテクニックも超一流。こんな最高の選手とカメさん兄弟は戦いたいと思わないのかな?