ニッケルバック

 ワールドツアーのラストをチープトリックや、デイープパープルが偉大な足跡を残した「BUDOKAN」で締めくくりたいというのが、チャドの強い希望だったみたいで、ステージでもI want to you to want to me なんてフレーズ口遊んでいましたが、「BUDOKAN!」でライブやるのが本当にホントに夢だったみたいで、何度も何度も「BUDOKAN」って叫んでいたのが、僕にとっても嬉しかったりして。


 何も足さなくても、何も引かなくても、そこには本当のロックがあって、
 たとえガーリーロックの出戻り姉ちゃんと結婚しても、価値が落ちることはなく、アンコールではHey!where is Avril!なんてサプライズを期待しちゃったりして。


 09年?だったかなぁ新木場でのライブもよかったけど、今回のBUDOKANは最高だったなぁ。あれから2枚アルバム発表していて、前作からはsomething is your mouthとか、新作のHERE AND NOWからはTHIS MEANS WARはじめ名曲が何曲もあって、懐が各段に深くなっている。地鳴りがするようなドラムも僕は好きです。スーパースター歌ってくれたのも嬉しかったなぁ。


 フルハウスになるか心配だったけどほぼ満席でよかった。これぞロック!っていう素敵で満ち足りた瞬間の余韻に浸りたくて、チャド、君はBUDOKANに相応しいヴォーカリストだよって、独り言ちながらビールが飲みたくて、上原ひとみのオークション流してしまった。それくらい、いいライブだった。


 CHEERS!ほんと、よかったよ。