ランの練習に関して

健康なうちにフルマラソンに挑戦しておこうって思い立ち、今はランニング主体の練習しているのだが、ランニングの距離信仰に疑問を投げかける新書を2冊続けて読んで、あれこれ考えている。


「マラソンはゆっくり走れば3時間を切れる」田中猛雄
「マラソンはネガティブスプリットで30分早くなる!」吉岡利貢


田中氏はサブ3狙うのでも月間走行距離は240kmで十分だという。
距離ではなく「走った内容は裏切らない」のだから、練習を点としてではなく線としてとらえ、ポイント練習できっちりと追い込むこと。具体的にはポイント練習は週2日(インターバル走10KM+ペース走10KM)で、残り40KMは疲労抜きのスロージョグでつなぐくらいでいいのだと。また、初期はインターバルで絶対スピードを上げる練習が大切だと力説している。


吉岡氏はマラソンンのパフォーマンスを決める3要素として
?無酸素性代謝閾値(LT値)
?最大酸素摂取量(VO2max)
?ランニングエコノミー(ランニングフォームの重要性)
を上げていて、LT値改善のビルドアップ走、VO2max改善のインターバル、線としてつなぐジョギングの組み合わせで練習計画を立てるようにと書いている。


例えば、週3日しか練習できないであれば
ポイント練習2回+つなぎジョグ1回
週5回練習できたにせよ、
ポイント練習2回+つなぎジョグ3回!


つなぎのジョグでしっかりと疲れを抜いてポイント練習の質を高めることが重要なのだな。
もっとも、月間240km走るのって簡単じゃない。僕は今月割とよく練習しているつもりなのだが、ここまで130km、月間では150km越えがやっとっていう感じ。


しかし、今の1kmのタイムは小学時代と変わらない。何でこんなに遅くなってしまったのだろう?

体重の増加
筋力の衰え
柔軟性の衰え
心配能力の衰え
持久力の低下

色々原因はあるんだろうけど、遅筋系だからある程度まで戻るはずだと思って、佐倉を目指そう。
会社のランニング部の連中が1500Mの生涯自己ベストを更新するんだって頑張っているけど、僕もせめて5分は切るように頑張ろう。