ワイルド・ライフ

僕の中学時代
 ラジオ関東アメリカンTOP40という番組をやっていて、毎週土曜日布団に入って聞いていたなぁ。ソニーのデンスケでも上手く電波をキェッチできなくて、ちょっとイライラしたりして。
 美しいバラード”ブルー・バイユー”をアップテンポの”イッツ・ソー・イージー”が追いかけるようにしてチャートを駆け上がり、ともにトップ5に入るヒット曲になったのをハラハラしながら聴いていたのを思い出す。名盤「シンプル・ドリームス」のジャケットって大人の女性の部屋をのぞき見するようでドキドキしたなぁ。パンチの利いたボーカルと、情感あふれる泣かせるバラード。云うまでもなく、彼女が歌うデスペラード音楽史に残る名曲だ。
 リンダ・ロンシュタットの77年のライブを聴きながら昔のことを思い出したりしている。


 ちょっと時が流れて、僕の大学時代。
 アンテナ尖らせて夢中になっていたのがトーキング・ヘッズ。現実のようで幻のような、デビット・バーン独特の空想や感性が交じり合って、不思議な映像に仕上がっていたトゥルー・ストーリーズは好きな映画だった。サントラ盤も最高だったし。
 この年になって、なぜかもう一度見たくなってアマゾンで入手、あれ、夢を追い続ける滑稽なまでにピュアな男を演じていたのはジョン・グッドマンだったんだな。そういえば久保キリコの漫画で、留守番している双子の小学生がヘッズ聴きながら行進しているシーンがあって、思わず吹き出してしまったことがあったな、なんてことを思い出したりして。
 一時期クロノジーっていうヘッズのベストDVDをよく家で流していたんだけど、ティナの「歴史に残るようなバンドになりたい」って不敵な発言を聴くたびに、君たちは立派に名を残しているよって答えてしまうのは、当然のことだよね。


 土曜に16kmペース走4:25−30でまとめたのでよかったような、最後タレたのが情けないような。日曜はバイクで疲労抜きするつもりがワイズの交通公園周回錬に混じってしまい、四頭筋パンパン。