30km走

 大失速レースとなった先週の県民マラソンでデカくなったフル恐怖症を克服しようと30km走に臨んだ。
しかし、まだレースのダメージが残っているのか、全くペースを上げられず最初の10kmは5:20。その後も5:10ペースでトボトボ・ボテボテ。それでも、28キロ過ぎに全く足が動かなくなりラップ29は6:11。何がなんでも走り切ろうと思ったラップ30は7:21(歩いたほうが早い?)

先週のハーフよりも1分近くペース落として走ったのに何でこんな結果になったのだろう、やはり距離の壁があるのか?
月間80kmでフル完走というのは無謀だったのか?
その答えは2週間後に出る。


最近、ワインがらみの映画を3本立て続けに見た。
 モンダヴィ事件とワインのグローバル化に伴う種々の問題を浮かび上げた「モンドヴィーノ」
 この映画でワイン文化を崩壊させる悪代官役となっている”フライング・ワインメーカー”ミッシェル・ロランが凄い。よくこんな編集許したなって不思議に思うくらい。
 曰く、コンサルしているワイナリーのオナーを「彼女がワインを分かってるはずないだろう。だから俺がコンサルしてやっているんだ。ガハハハハ」
 曰く、電話で醸造上の相談を受けて「俺の言うとおりにすればいいんだ。俺の言うとおりに酸素を入れるんだ、ガハハハハ」
 曰く「パーカーは俺の知り合いさ。その何が悪いっていうんだ。俺が作ったワインが上手いからパーカーが高い点をつける、それだけのことじゃないか、ガハハハハ」
 この映画を観た後にちょっと調べたら、僕のお気に入りワインのいくつかを彼がコンサルしていたことが分かり、とても驚いた。パーカーやロランは非フランスの一般的ワイン愛好家の側にいるのでは?なんて思ったりもして。


 パリ・テイスティング事件をアメリカンドリームとして描いた「ボトル・ショック」(邦題ボトルドリーム)
 クリスパインが格好良くて、爽やかでさらりと楽しめるけど・・・。


 アカデミー脚本賞受賞してワイン絡み映画の定番みたいな存在になっている「サイドウェイ
 どうなんでしょうか?


そういえば、ワイン本がデカい顔をして本棚の中心を占拠してきた。お気に入りの紹介は次の機会に。