手術初体験

 もともとあった裂肛に入り込んだ細菌を、フルマラソンで弱った免疫体では撃退できず、痔ろうという病気が併発。膿んでパンパンに張れた患部を切ったのが4月17日で、根治手術行ったのが先週の金曜日。もっと早く病院に行って、もっと早く手術するべきだった・・・けど、お尻の病気だってなかなか認めることが出来ず、手術必要だと分かってからも、仕事との絡みで根治手術を後回しにしてしまったんだよな。
 異常に気が付いたときに、迷いなく病院に行ってたら、GW中に手術行って、今頃は自転車にも乗れていたのに! いや、裂肛の時に市販のポラxxxルとかをコッソリ買わずに、勇気を出して病院に言ってたら痔ろうにならずにすんだのでは?なんて思っても後悔先に立たず。


 僕は日帰り手術を行ったのだが、大腸の内視鏡検査も同時にやってもらったので前日から食事制限。手術当日はニフレックなる腸内洗浄液を2リットルほど飲まされ、お腹を空っぽにして空っぽにして病院に向かう。ちなみに、その時の体重は66.15kgだった。


 手術15分ほど前に点滴を打ってもらい、内視鏡検査直前に点滴から何かの薬を投入される。(薬剤名を確認するの忘れた)ボーっとしている間に、内視鏡検査と腰椎注射が終わってしまい(両方とも激痛走るという説もあったが、全く痛み感じず)、本番である根治手術も、うつらうつらしているなかで、焦げるような臭いかぎ取り、うぁ、お尻をメスで焼かれてるんだな・・・・なんて思っているうちに終わってしまった。


 奥さんが来ましたよ、と云う看護婦さんの声で目が覚めたのは4時過ぎ。手術は1時ちょっと過ぎにスタートしてせいぜい20分程度で終わっていたはずなので、3時間近く眠っていたことになる。先生に術後の状態を見て貰い、小水だしてお会計。2万円ちょっとでした。


 そのあとずっと頭を占めていたのは、トイレに対する恐怖心だったが、なんの痛みもなくあっさりクリア(まだ軟便なので安心は出来ないが)体はどこも弱っていないので、エネルギーのやり場に困り、花見川でのバス釣りに興じている。僕が罹った2度浅型痔ろうの場合は1週間程度の入院が必要だという病院が多いが、本当に入院って必要なのだろうか? それとも手術は医師の腕による部分多いのだろうか? なんて考えてたら、白い巨塔が読みたくなってきた。