ブルース・オールマイティ

 今日もまたティップネスでSWIM。
 5kg減量計画達成に向け練習内容を変えることにする。練習できる日数にはおのずと制限があるので、消費カロリーを増やすには一回の練習量を増やしていくしかないのだ。
 まずはイージーSWIMで100m→150m→150m
 ついでIMの練習で往路は4泳法(freeはドルフィンクロール)復路はクロールで戻ってくるというもの。1分30秒サークルで50mx4本x3=600m
 少し休んで100m個人メドレーを2本、ほとんど昇天状態だ。そこでプルをイージレベル=50m60秒で200m。
 このあと軽くダウンしてやめてしまうのが今までの練習だが、今日はここで踏ん張って50mオールアウトを4本。全力で泳ぐといってもやっと50秒を切る位のレベルなので、周りの人には雀の水浴びのような姿にしか見えないかもしれない。しかし、やっている本人は真剣なのだ。腕が重くなり水を掻くのが辛い。もがくほど呼吸が困難になり、リズムがますます狂っていく。そして、そんな悪循環に気付きながらも矯正できないもどかしさ!
 最後にダウンとして50mx2本泳いで練習終了。シメて1700mなり。僕のSWIM練習としては過去最高強度といってもいい。とはいっても、シリアスに練習している人からは笑われてしまいそうな内容だけど。 
 話はがらりと変わるが、ジムキャリーブルース・オールマイティも中々楽しめる映画だ。マスクやバットマンでみせたオーバーアクションは控えめにして、ジムキャリーが持つもうひとつの重要なキャラクター、真面目だけど何かが抜けていて報われないようなイメージを巧く引き出している。まさに彼のために書かれた映画だ。そしてこの映画でのジムキャリーに使い方は、そのままディック&ジェーンに踏襲されている。
 ストーリーは実に平凡で予想から少しも外れずに、ある意味淡々と進んでいくのだが、それでも退屈せずに、優しい気分で観ることができるのは神さまを演じる、モーガン・フリーマンの豊かで優しい表情に心を温められるからであろう。
 笑えて癒される90分、こんな時間を過ごすことが悪いはずがない。