激情ギターラ

 1kgの減量に成功するとフルマラソンのタイムは3分縮まるのだという。自転車でも同様の方程式があるはずなのだが、走っていても変化を全く感じないので、もうひと踏ん張り必要なようだ。とはいえ、秋口から3kg強の減量に成功して夢にまで見た60kg台に突入。自転車はともかくテニスのフットワークが少しはマシになった感じている。何より怪我をしなくなった・・・。自転車はまだまだ早くなるはずだと信じているのだが理由は簡単、まだまだ体重を落す余地があるからである。日本酒の誘惑と上手く付き合いながらも68kgをもし切れれば流石に登りでの走りは違ってくるのだろう・・・。

 08年上半期の話題盤だったのだが、余りにクサイ邦題に引いてしまって購入を控えていた激情ギターラを年末ギリギリに購入。このアルバムを08年中に買ってなかったら絶対に後悔しただろうな・・・というのが今の正直な気分。いや、買うのが遅すぎた。
 凄く陳腐な表現になってしまうが、あまりにも完璧で新たなアレンジの隙など一寸たりとも存在しない思っていた、あの名曲”天国への階段”に新たな息吹を吹き込んでいる。鳥肌ものである、というのは正確ではない。本当に鳥肌が立った・・・。こいつら、ただの超絶ギタリストではない。僕が今、激しく揺り動かされているのは、間違いなく気合と情熱がほとばしる熱くも、美しい最上級の作品である。